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仏像 展覧会

長橋阿久於作 『童観音』

長橋阿久於作 『童観音』
長橋阿久於作 『童観音』

価格:126,000円

■素材:ブロンズに本金粉仕上げ■本体寸法(約):高さ16×幅11×奥行9cm、重さ1.2kg■黒塗り木製台座。

■箱書と落款の入った桐箱。

■お届けに約一ヵ月を要します。

■送料は1点につき別途630円(税込)をお申し受けます。

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幼子の純真無垢な笑顔の中に、限りない温かみをたたえた、実に可愛らしい御仏のお姿です。

本作品は現代彫刻界の巨匠・長橋阿久於氏による、本金粉仕上げのブロンズ芸術の名作『童観音 願ひ』です。

長橋氏は童子の清らかな姿を表現した作品で名高い、現代美術の重鎮。

美術展覧会「北展」を主宰する東北現代美術協会を代表する芸術家であり、山形に居を構え、 自然豊かな風土の中でゆったりとした美の世界を築き上げてこられました。

■ 観音菩薩さまはもともと、さまざまな救いのお姿に変化して、 私たちの前に現れてくださる御仏。

昔から童子の観音像も作られ、その穢れ無きお姿に多くの人が救いを得たといいます。

■ 本作品『童観音 願ひ』は、長橋氏が世界の平安への願いを込め、 合掌する無邪気な幼子の姿を観音様の姿に託した傑作。

かつて長橋氏は、奈良の薬師寺で見た国宝『聖観音菩薩像』の、 あまりの美しさに心を奪われました。

■ そして長年にわたる模索の末、自らの愛娘をモデルとして菩薩のお姿に重ね合わせ、 素朴で愛らしく、清純無垢な傑作『童観音 願ひ』を産み出しました。

このように本作品には長橋氏の並々ならぬ想いと祈りが託されているのです。

■ 小さな御手でそっと合掌し、一心に私たちの心の平安をお祈りくださる童観音さま。

ほのぼのとしたご尊顔にこぼれる笑みはまさに清らかな美しさそのもの。

尊い御身を照らす光背も実に気高く、頭部の丸い肉髻、額の白毫など、 わらべ姿ながらも御仏の「三十二相」に基づいた、観音様らしいお姿。

青銅色本金粉仕上げの気品と、幼子の愛らしさが見事に調和した、 見るほどに心が洗われる観音像の名作。

私たちを精神の世界へと引き込む、まさに心願の美というべき作品です。

■ 箱書と落款入りの桐箱に納めてお届け。

黒塗り木製台座を無料進呈。

  昭和3年、東京生まれ。

昭和29年、日展入選・新時代展で最高賞。

昭和39年、新制作展に愛娘をモデルに初入選、以後10回連続入選を果たす。

この頃より日本橋三越、京都大丸、大阪大丸を中心に個展を開く。

昭和50年、山形県展委嘱作家となる。

平成11年、山形県芸術文化会議賞を受賞。

さらに仏師として山形市西光寺の釈迦像、 大石田乗船寺本尊の阿弥陀如来像の修復を手掛ける。