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クロ・デュ・テュ=ブッフソーヴィニヨン・ブランAOCトゥレーヌ 2007

クロ・デュ・テュ=ブッフソーヴィニヨン・ブランAOCトゥレーヌ 2007
クロ・デュ・テュ=ブッフソーヴィニヨン・ブランAOCトゥレーヌ 2007

価格:2,310円

2009年2月4日よりの発送となります       小粒ながらも無駄のないきりっとした味わい。

ゆずの香りに誘われます   ●ちょっと違った雰囲気の写真にしてみました。

ソーヴィニヨン・ブランの2004年です。

お客様から「2004年のロワール物はどうなの?」というご質問を頂きました。

2003年と飲み比べながら、コメントなどしてみたいと思います。

●まずは色調ですが、やはり2003年の方が圧倒的に濃いですね。

一年経ってと言うこともありますが、2003年は幾分ゴールド系。

2004年は少しグリーンを感じる薄黄色です。

香りも2003年の甘さを感じるところから、2004年ははっきりとしたミネラル感へ。

爽やかな印象です。

●味わいは酸が立っているかの?と思いましたが意外に落ち着いています。

控え目な印象ですがボディもほどよくしっかりしていて、変にミネラル感が強調されていないので優しい味わいです。

2003年と較べるとやはり酸が繊細ですね。

きめ細やかな、と言ったところです。

多少時間をおいて落ち着かせた方が良いのかな?●何となく、この2004年の味わい記憶が在るんですが・・・なんだろね〜、と思い出すと・・・・東京九段下の蕎麦屋『一茶庵』変わりそば「ゆず」ですね。

更科のしっかりとした歯ごたえと噛めばでてくるゆずの香り・・・下の方で紹介しているムニュ・ピノがそばそのものの味わいと幾分甘めのつゆと合いそうですが、こちらはそばそのものとのハーモニー・・・・が楽しめます。

てことはワインながらも日本酒系、味わいに無駄がないいですね、良い酒、です。

(2005.08.29 いのまた)   ほんのりの、この甘さが捨てがたい。

暑い2003年のコメントです↓●こちらもキュベの名前のないソーヴィニヨン・ブランです。

ブュイッソン・プイユーとの違いは・・・・樹齢のそれほど高くないブドウからのソーヴィニヨン・ブランなのでしょうか?なぞは深まります・・・・と言いつつ、ラシーヌさんから資料をいただきましたが「1.4ha 樹齢20年?25年、タンク発酵、タンク熟成。

火打ち石まじりの砂利質の畑。

フレッシュで、ミネラルがたっぷりあり、果実味ととけあって、飲み心地がいいワインです。

」とのことで、肝心なところがわかりません。

●ただ、ただいえるのは東海道本線(新幹線でもOK)の小田原駅の駅弁「鯛めし」に微妙に合いそうな予感が・・・でんぶの甘さ、茶飯の旨味・・添え物のアサリの佃煮・・・ひたすら唾液が出てきます。

●以下、以前に入荷した際の前のコメントです・・・・・・・・うわっ、おいしいわ!グラスに注ぐと香りがよくって、取りあえず飲んでしまいました!最初に花の蜜のような甘さの誘惑、ソービニヨン・ブランとしてはしっかりとした果実香、アプリコットやトロピカルな果物の雰囲気もあります。

ブルーグラス系のハーブのニュアンスは・・・?香りではあまり感じせんが、口に含むとしっかりとしたまとまりが・・・・でも例年に較べると繊細な酸味がやや感じられません、果実味に現れた熟度にカヴァーされているのかな?やはり2003年のヴィンテージを背負っている感じです。

●ワインそのものは非常に良い出来です。

果実味の中に軽い甘さを感じつつ、アフターに掛けてはハーブやミネラルのニュアンスにドライブが掛かり、心地よく突き抜けていく爽快さ。

さすがテュ=ブッフ、全体にクリアーな味わいの流れの中に詰める物はきちんと詰め込んでいます。

少し長目に口の中で転がすと本来の繊細なディティールも感じられますが、まずはストレートに熟したブドウの良さを味わってみましょう!2003年ロワールの白はソーヴィニヨン・ブランが良いかも知れない!(2004.07.17 いのまた)●取りあえず、一日おいての再試飲です。

香りからして「出来上がっちゃって」います。

前日よりも甘さが強く感じられ密度が上がっていますね。

やや遊離していたハーブのニュアンスも果実味に溶け込んでいます。

いわゆる落ち着いた香り。

やはり酸の落ち着き具合は例年とは異なるようですが、噛み締めるような旨味が詰まっています。

これでもう一歩酸の乗りがあるとかなり長く寝かすことが可能な印象ですが、惜しむらくはあと2年がリミット。

この秋の「旨い物シーズン」に向けての一本です。

(2004.07.18 いのまた)