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浅草 風鈴心の本棚 心にしみいる名俳句250選 / 小野洋子/山形かおり/原康義(朗読)
心の本棚 心にしみいる名俳句250選 / 小野洋子/山形かおり/原康義(朗読)
価格:1,689円
メーカー名キングレコード(株)タイトル心の本棚 心にしみいる名俳句250選アーティスト小野洋子/山形かおり/原康義(朗読)品名/規格番号CDKICG 5002 (00000494447)ディスク枚数1枚発売日03/04/23コメント松尾芭蕉、小林一茶、与謝蕪村など、名俳句250をセレクトし、季節ごとにくくった朗読アルバム。
教科書に載っているものから、ぜひ知っておきたいものまで、すぐ覚えられそうな名句ぞろい。
曲名[1]1.目出度さもちう位なりおらが春(小林一茶)〜元日の人通りとはなりにけり(正岡子規)〜手毬唄かなしきことをうつくしく(高浜虚子)〜去年今年貫く棒の如きもの(高浜虚子)2.姥桜咲くや老後の思ひ出で(松尾芭蕉)〜曙や白魚白きこと一寸(松尾芭蕉)〜春なれや名もなき山の薄霞(松尾芭蕉)〜山路来てなにやらゆかしすみれ草(松尾芭蕉)3.辛崎の松は花より朧にて(松尾芭蕉)〜よく見れば薺花咲く垣根かな(松尾芭蕉)〜古池や蛙飛び込む水の音(松尾芭蕉)〜花の雲鐘は上野か浅草か(松尾芭蕉)4.何の木の花とは知らず匂ひかな(松尾芭蕉)〜春の夜や籠り人ゆかし堂の隅(松尾芭蕉)〜ほろほろと山吹ちるか滝の音(松尾芭蕉)〜草臥れて宿借るころや藤の花(松尾芭蕉)5.行く春や鳥啼き魚の目は涙(松尾芭蕉)〜草の戸も住み替わる代ぞ雛の家(松尾芭蕉)〜木のもとに汁も膾も桜かな(松尾芭蕉)〜四方より花吹き入れて鳰の波(松尾芭蕉)6.行く春を近江の人とをしみける(松尾芭蕉)〜山里は万歳遅し梅の花(松尾芭蕉)〜衰ひや歯に食ひあてし海苔の砂(松尾芭蕉)〜梅が香にのつと日の出る山路かな(松尾芭蕉)7.古庭に鶯啼きぬ日もすがら(与謝蕪村)〜春の海終日のたりのたりかな(与謝蕪村)〜行く春や撰者を恨む歌の主(与謝蕪村)〜高麗船のよらで過ぎ行く霞かな(与謝蕪村)8.菜の花や月は東に日は西に(与謝蕪村)〜行く春や重たき琵琶の抱き心(与謝蕪村)〜梅遠近南すべく北すべく(与謝蕪村)〜鶯の啼くや小さき口あいて(与謝蕪村)9.春もややあなうぐひすよむかし声(与謝蕪村)〜淋しさに花さきぬめり山桜(与謝蕪村)〜妹が垣根三味線草の花さきぬ(与謝蕪村)〜畑うつやうごかぬ雲もなくなりぬ(与謝蕪村)10.公達に狐化けたり宵の春(与謝蕪村)〜しら梅に明くる夜ばかりとなりにけり(与謝蕪村)〜春雨のものがたりゆく蓑と傘(与謝蕪村)11.三文が霞見にけり遠眼鏡(小林一茶)〜かすむ日や夕山かげの飴の笛(小林一茶)〜夕燕我には翌のあてはなき(小林一茶)〜春雨や喰はれ残りの鴨が鳴く(小林一茶)12.雪とけて村一ぱいの子どもかな(小林一茶)〜痩蛙まけるな一茶是に有り(小林一茶)〜雀の子そこのけそこのけ御馬が通る(小林一茶)〜我と来て遊べや親のない雀(小林一茶)13.生きかはり死にかはりして打つ田かな(村上鬼城)〜春風や闘志いだきて丘に立つ(高浜虚子)〜高々と蝶こゆる谷の深さかな(原石鼎)〜赤い椿白い椿と落ちにけり(河東碧梧桐)14.外にも出よ触るゝばかりに春の月(中村汀女)〜バスを待ち大路の春をうたがはず(石田波郷)〜菫ほど小さき人に生まれたし(夏目漱石)15.目には青葉山ほととぎす初鰹(山口素堂)〜蛸壺やはかなき夢を夏の月(松尾芭蕉)〜あらたふと青葉若葉の日の光(松尾芭蕉)〜風流の初めや奥の田植歌(松尾芭蕉)16.夏草や兵どもが夢の跡(松尾芭蕉)〜五月雨の降り残してや光堂(松尾芭蕉)〜閑かさや岩にしみ入る蝉の声(松尾芭蕉)〜五月雨を集めて早し最上川(松尾芭蕉)17.暑き日を海に入れたり最上川(松尾芭蕉)〜象潟や雨に西施がねぶの花(松尾芭蕉)〜頓て死ぬけしきは見えず蝉の声(松尾芭蕉)〜京にても京なつかしやほととぎす(松尾芭蕉)18.憂き我をさびしがらせよ閑古鳥(松尾芭蕉)〜ほととぎす声横たふやみ水の上(松尾芭蕉)〜麦の穂を便りにつかむ別れかな(松尾芭蕉)〜五月雨の空吹き落せ大井川(松尾芭蕉)19.六月や峰に雲置く嵐山(松尾芭蕉)〜清滝や波にちり込む青松葉(松尾芭蕉)〜秋ちかき心の寄るや四畳半(松尾芭蕉)20.郭公なくや雲雀と十文字(向井去来)〜市中は物のにほひや夏の月(野沢凡兆)〜水桶にうなづきあふや瓜茄子(与謝蕪村)〜夏河を越すうれしさよ手に草履(与謝蕪村)21.鮎くれてよらで過ぎ行く夜半の門(与謝蕪村)〜不二ひとつ埋みのこして若葉かな(与謝蕪村)〜牡丹散て打かさなりぬ二三片(与謝蕪村)22.山蟻のあからさまなり白牡丹(与謝蕪村)〜鮒ずしや彦根の城に雲かかる(与謝蕪村)〜さみだれや大河を前に家二軒(与謝蕪村)23.夏山や一足づつに海見ゆる(小林一茶)〜故郷やよるもさはるも茨の花(小林一茶)〜人来たら蛙となれよ冷やし瓜(小林一茶)24.涼風の曲がりくねつて来たりけり(小林一茶)〜麦秋や子を負ひながらいわし売(小林一茶)〜蝉なくやつくづく赤い風車(小林一茶)25.蟻の道雲の峰よりつづきけん(小林一茶)〜やれ打つなな蝿が手を摺り足をする(小林一茶)〜やけ土のほかりほかりや蚤さわぐ(小林一茶)26.五月雨や上野の山も見飽きたり(正岡子規)〜糸瓜咲て痰のつまりし仏かな(正岡子規)〜金亀子擲つ闇の深さかな(高浜虚子)〜虹立ちて忽ち君の在る如し(高浜虚子)27.こんこんと水は流れて花菖蒲(臼田亜浪)〜谺して山ほととぎすほしいまゝ(杉田久女)〜分け入っても分け入っても青い山(種田山頭火)28.滝落ちて群青世界とどろけり(水原秋桜子)〜夏の河赤き鉄鎖のはし浸る(山口誓子)〜万緑の中や吾子の歯生え初むる(中村草田男)29.枯枝に烏のとまりたるや秋の暮(松尾芭蕉)〜芭蕉野分して盥に雨を聞く夜かな(松尾芭蕉)〜野ざらしを心に風のしむ身かな(松尾芭蕉)〜道のべの木槿は馬に食はれけり(松尾芭蕉)30.秋風や藪も畠も不破の関(松尾芭蕉)〜名月や池をめぐりて夜もすがら(松尾芭蕉)〜荒海や佐渡に横たふ天の河(松尾芭蕉)〜一つ家に遊女も寝たり萩と月(松尾芭蕉)31.塚も動けわが泣く声は秋の風(松尾芭蕉)〜あかあかと日はつれなくも秋の風(松尾芭蕉)〜石山の石より白し秋の風(松尾芭蕉)〜蛤のふたみに別れ行く秋ぞ(松尾芭蕉)32.病雁の夜寒に落ちて旅寝かな(松尾芭蕉)〜物いへば唇寒し秋の風(松尾芭蕉)〜三井寺の門たたかばやけふの月(松尾芭蕉)〜白露もこぼさぬ萩のうねりかな(松尾芭蕉)33.ひやひやと壁をふまへて昼寝かな(松尾芭蕉)〜菊の香や奈良には古き仏たち(松尾芭蕉)〜この道や行く人なしに秋の暮(松尾芭蕉)〜この秋は何で年寄る雲に鳥(松尾芭蕉)34.白菊の目にたてて見る塵もなし(松尾芭蕉)〜秋深き隣は何をする人ぞ(松尾芭蕉)〜朝顔に釣瓶とられて貰ひ水(千代女)35.夕霧や伏見の相撲ちりぢりに(与謝蕪村)〜稲妻や浪もてゆへる秋津島(与謝蕪村)〜鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな(与謝蕪村)36.物焚て花火に遠きかかり舟(与謝蕪村)〜山は暮れて野は黄昏の薄かな(与謝蕪村)〜月今宵あるじの翁舞ひ出でよ(与謝蕪村)37.田の雁や里の人数はけふもへる(小林一茶)〜有明や浅間の霧が膳をはふ(小林一茶)〜秋風に歩行て逃げる蛍かな(小林一茶)38.露の世は露の世ながらさりながら(小林一茶)〜秋風やむしりたがりし赤い花(小林一茶)〜ちる芒寒くなるのが目にみゆる(小林一茶)39.赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり(正岡子規)〜行く我にとどまる汝に秋二つ(正岡子規)〜柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)〜行く秋の鐘つき料を取りに来る(正岡子規)40.つり鐘の蔕のところが渋かりき(正岡子規)〜ある僧の月も待たずに帰りけり(正岡子規)〜鶏頭の十四五本もありぬべし(正岡子規)〜をととひの糸瓜の水も取らざりき(正岡子規)41.痩馬のあはれ機嫌や秋高し(村上鬼城)〜桐一葉日当たりながら落ちにけり(高浜虚子)〜大空に又わき出でし小鳥かな(高浜虚子)42.芋の露連山影をを正しうす(飯田蛇笏)〜たましひのたとえば秋の蛍かな(飯田蛇笏)〜をりとりてはらりとおもきすすきかな(飯田蛇笏)〜くろがねの秋の風鈴鳴りにけり(飯田蛇笏)43.啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々(水原秋桜子)〜つきぬけて天上の紺曼珠沙華(山口誓子)〜とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな(中村汀女)44.金剛の露ひとつぶや石の上(川端茅舎)〜有る程の菊抛げ入れよ棺の中(夏目漱石)〜こほろぎの夜鳴いて朝鳴いて昼鳴ける(内田百)45.雪の朝二の字二の字の下駄のあと(田捨女)〜海暮れて鴨の声ほのかに白し(松尾芭蕉)〜旅人とわが名呼ばれん初時雨(松尾芭蕉)〜鷹一つ見付けてうれしいらご崎(松尾芭蕉)46.いざさらば雪見にころぶ所まで(松尾芭蕉)〜から鮭・・・