宮大工千年の知恵
宮大工千年の知恵
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語りつぎたい、日本の心と技と美しさ祥伝社黄金文庫 著者:松浦昭次出版社:祥伝社サイズ:文庫ページ数:229p発行年月:2002年10月この著者の新着メールを登録する【目次】(「BOOK」データベースより)1章 雀と大工は軒で泣く?鎌倉・室町に花開いた、日本的「美」の曲線(五重塔?美しさの秘密/日本的「美」に、いかに「軒反り」が重要か ほか)/2章 木造建築に秘められた日本人の英知?なぜ古建築は千年の命を持ちえたのか(ヒノキだけではない、古建築の素晴らしさ/礎石と柱?湿気を逃がす工夫 ほか)/3章 「木の文化」は、なぜ衰えつつあるのか?文化財を守る修理、壊す修理(「木を生かす」ための、さまざまな知恵/ずぼらな仕事が横行するようになった理由 ほか)/4章 旅回りの「渡り棟梁」?古き良き“職人の世界”(私の原点?平等院鳳凰堂/紀三井寺で出会った恩師から学んだこと ほか)【著者情報】(「BOOK」データベースより)松浦昭次(マツウラショウジ)昭和4年(1929年)、静岡県藤枝市生まれ。
17歳で父の跡を継いで宮大工の世界に入り、以後50年以上、全国各地の国宝や重要文化財建造物の保存修理工事に従事する。
海住山寺の五重塔(京都)など国宝5カ所、法隆寺の山門(奈良)など重要文化財27カ所の修理に携わり、文化財専門の最後の宮大工と言われる。
平成11年6月、木造建築の大工棟梁としては故西岡常一氏に次いで二人目となる、「技術者の人間国宝」(正式名称は選定保存技術保持者)に認定される。
73歳になる現在も、山口県防府市の周防国分寺金堂の改修工事を、棟梁として指揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。
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